“こぶしんぐみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
小普請組100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小普請組こぶしんぐみで、奉公人も少ない、至って貧乏なお屋敷で、殿様は毎日御酒ばかりあがって居るから、畳などはへりがズタ/\になってり、畳はたゞみばかりでたたは無いような訳でございます。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
池田の屋敷は小石川原町はらまちにあって、二百五十石の小普請組こぶしんぐみである。自分はその隣り屋敷へ出入りしているが、池田の屋敷は当主のほかに大勢の厄介やっかいがあって、その内証はよほど逼迫ひっぱくしているらしい。
小普請組こぶしんぐみ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)