“こづくゑ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小机50.0%
小卓41.7%
小几8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平次はもう一度主人に逢つて、何やらたしかめました。いや、何やらと言ふよりは、主人の床の前に据ゑた、小机こづくゑの上を、妙な調子で叩いて聽かせると
わしはその帳面を小卓こづくゑの押匣へしまつておいたのぢや。そら、諸君も御存じぢやらう、あの、戸口を入つた直ぐとつつきの隅にある小卓こづくゑなんで……。
小几こづくゑのうへに何時も小さい神酒みき徳利のやうなものが、水が入つてゐたが、書く時には原稿紙に其の水を振りかけるといふことも、妙な癖だつたが
亡鏡花君を語る (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)