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『亡鏡花君を語る』
ふりがな文庫
『
亡鏡花君を語る
(
なききょうかくんをかたる
)
』
明治二十四、五年頃ではなかつたかと思ふが、私が桐生悠々君と共に上京して、紅葉山人の横寺町の家を訪れた時には、鏡花君は既に其の二畳の玄関にゐた。私達と同郷で、特に私とは小学校が一つなのだが、クラスが違つたせいか、其頃には互ひに相識る機会もなく …
著者
徳田秋声
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日本文学
初出
「改造 第二十一巻第十号」1939(昭和14)年10月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
更
(
ふか
)
呪
(
まじなひ
)
集
(
たか
)
怪
(
あや
)
新町
(
しんちやう
)
見透
(
みすか
)
小几
(
こづくゑ
)
指頭
(
ゆびさき
)
神酒
(
みき
)