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こずかた
ふりがな文庫
“こずかた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
不來方
50.0%
不来方
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不來方
(逆引き)
直ぐに其の音を打消す他の響が傳はる。これは
不來方
(
こずかた
)
城畔の鐘樓から、幾百年來同じ
鯨音
(
おと
)
を
陸奧
(
みちのく
)
の
天
(
そら
)
に響かせて居る巨鐘の聲である。
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「御領地盛岡の
不來方
(
こずかた
)
城寶藏に什襲してあるが、それが何とか致したか」
銭形平次捕物控:025 兵粮丸秘聞
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
其處の村校の尋常科を最優等で卒業した十歳の春、感心にも唯一人笈をこの
不來方
(
こずかた
)
城下に負ひ來つて、爾後八星霜といふもの、
夏休暇
(
なつやすみ
)
毎の歸省を除いては、全く此土地で育つた。
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
尤も兵粮丸の法書きは
不來方
(
こずかた
)
城から一度も出した事がない
銭形平次捕物控:025 兵粮丸秘聞
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
こずかた(不來方)の例文をもっと
(2作品)
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不来方
(逆引き)
噫、汝
不来方
(
こずかた
)
の城よ※ 汝は今これ、漸くに覚醒し来れる盛岡三万の市民を下瞰しつつ、……文明の儀表なり。
葬列
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
不来方
(
こずかた
)
のお城の草に寝ころびて
一握の砂
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
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