トップ
>
不來方
>
こずかた
ふりがな文庫
“
不來方
(
こずかた
)” の例文
新字:
不来方
直ぐに其の音を打消す他の響が傳はる。これは
不來方
(
こずかた
)
城畔の鐘樓から、幾百年來同じ
鯨音
(
おと
)
を
陸奧
(
みちのく
)
の
天
(
そら
)
に響かせて居る巨鐘の聲である。
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
「御領地盛岡の
不來方
(
こずかた
)
城寶藏に什襲してあるが、それが何とか致したか」
銭形平次捕物控:025 兵粮丸秘聞
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
其處の村校の尋常科を最優等で卒業した十歳の春、感心にも唯一人笈をこの
不來方
(
こずかた
)
城下に負ひ來つて、爾後八星霜といふもの、
夏休暇
(
なつやすみ
)
毎の歸省を除いては、全く此土地で育つた。
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
尤も兵粮丸の法書きは
不來方
(
こずかた
)
城から一度も出した事がない
銭形平次捕物控:025 兵粮丸秘聞
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
來
部首:⼈
8画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“不來方”で始まる語句
不來方城
不來方城頭