“こかつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:コカツ
語句割合
涸渇63.9%
枯渇33.3%
小勝2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
才能の涸渇こかつだろうか? 肉体の衰弱による自信の減退だろうか? あえぎながら、彼は、殆ど習慣の力だけで、とぼとぼと稿を続けて行った
光と風と夢 (新字新仮名) / 中島敦(著)
こういった気まぐれや癖はすべて一致協同して、老紳士の財布をいたましいほど枯渇こかつさせてしまった。
扇で半面隠して一生懸命声張り上げている小勝こかつ師匠の高座姿さえマザマザとして見えてきたのだった。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)