“小勝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こかつ50.0%
わたくし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
扇で半面隠して一生懸命声張り上げている小勝（こかつ）師匠の高座姿さえマザマザとして見えてきたのだった。
小説　円朝 (新字新仮名) ／ 正岡容(著)
いつぞや小勝（わたくし）が牛込の夜見世を素見（ひやか）したら、あッたから見ると、団扇は団扇だが渋団扇でげす、落語家がすててこを踊ッている絵が描いてあるから、いくらだと聴きましたら、値段（ねだん）がわずかに八厘
随筆　寄席囃子 (新字新仮名) ／ 正岡容(著)