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こうらくえん
ふりがな文庫
“こうらくえん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
後楽園
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後楽園
(逆引き)
水戸の
天狗党
(
てんぐとう
)
がいよいよ旗上げしようとした時、八兵衛を
後楽園
(
こうらくえん
)
に呼んで小判五万両の賦金を命ずると、小判五万両の才覚は難かしいが二分金なら三万両を御用立て申しましょうと答えて
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
あるときは、
隅田
(
すみだ
)
川の乗りあい船のかたすみに、うずくまっていたこともあります。またあるときは、
後楽園
(
こうらくえん
)
野球場のスコア・ボールドの上に、ほおづえをついて、ねそべっていたこともあります。
宇宙怪人
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
鉄砲洲
(
てっぽうず
)
なる
白河楽翁公
(
しらかわらくおうこう
)
が
御下屋敷
(
おしもやしき
)
の
浴恩園
(
よくおんえん
)
は小石川の
後楽園
(
こうらくえん
)
と並んで江戸名苑の一に数えられたものであるが、今は海軍省の軍人ががやがや
寄集
(
よりあつま
)
って酒を呑む
倶楽部
(
クラブ
)
のようなものになってしまった。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
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