トップ
>
こうふよう
ふりがな文庫
“こうふよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鴻芙蓉
50.0%
高芙蓉
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鴻芙蓉
(逆引き)
それは、三年前の旅行中、古塔の下であの折の老僧にひき合わされた
鴻家
(
こうけ
)
の息女、
鴻芙蓉
(
こうふよう
)
のその後の消息であった。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
劉備は、そんなことを訊かれたので、またふと、忘れていた
鴻芙蓉
(
こうふよう
)
の佳麗なすがたを思い出してしまった。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼は、
女々
(
めめ
)
しく郷里の母を想い出し、また、思うともなくい
鴻芙蓉
(
こうふよう
)
の麗しい眉や眼などを、人知れず胸の
奥所
(
おくが
)
に描いたりして、なんとなく士気の
沮喪
(
そそう
)
した軍旅の
虚無
(
きょむ
)
と不平をなぐさめていた。
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こうふよう(鴻芙蓉)の例文をもっと
(1作品)
見る
高芙蓉
(逆引き)
高芙蓉
(
こうふよう
)
がある時弟子を集めて、
蒙求
(
もうぎう
)
の講釈をしてゐた。「車胤集螢」の章になると、高芙蓉は肝腎の
車胤
(
しやいん
)
の事なぞは忘れたやうに、これまで自分が見て来た方々の螢の話をし出した。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
こうふよう(高芙蓉)の例文をもっと
(1作品)
見る