“こあきんど”の漢字の書き方と例文
カタカナ:コアキンド
語句割合
小商人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隣村へ商売に往っていた小商人こあきんどの一人が夜遅くなって帰っていた。ちょうど六日比の月が入りかけている時で途は明るかった。
餅を喫う (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
そこここの小商人こあきんどに貸しつけて、うまく金の糸を引いただけだそうだから、まあこれは人のうわさだが江戸は広いや。えらいやつがいやあがる
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
とソッと忍んで關善の裏手へ出まして、叶屋のわきから小橋こばしを渡り、田村の下の小商人こあきんどの有ります所に蕎麦店そばやがございます。
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)