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げてもの
ふりがな文庫
“げてもの”の漢字の書き方と例文
語句
割合
下手物
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下手物
(逆引き)
えたいの知れぬ
下手物
(
げてもの
)
を並べ、なにがしかのお茶代にありつく趣向、大石良雄討入りの呼子、大高源吾の鎗印、乃至は何代目高尾の
櫛
(
くし
)
笄
(
こうがい
)
、紀文の紙入れなど途方もない珍物。
明治世相百話
(新字新仮名)
/
山本笑月
(著)
「てめえの大変も
黴
(
かび
)
が生えてる、また詰らねえ
下手物
(
げてもの
)
の
鍔
(
つば
)
でもみつけたのだろう」
初午試合討ち
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
それも「
下手物
(
げてもの
)
」たる実用品最も美しく、茶道の影響あるものは大概悪い。この頃に至って釉薬も発達し、手法にも非常な変化を産んだ。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
げてもの(下手物)の例文をもっと
(11作品)
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“げてもの”の意味
《名詞》
げてもの【下手物】
大衆品。粗雑な安物。
一般の人は普通好まない又は嫌悪感を示すが、一部の好事家が好むもの。特に食べ物に関するもの。
(出典:Wiktionary)