“げざんぐち”の漢字の書き方と例文
語句割合
下山口100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年のわりに足がたしかである。えりくびにかぶとしころずれらしいあともみえる。山上の名所や堂塔の美もすでに一巡し、奥の院の参詣もすまし終ったものとみえ、その足どりはもう真っ直に下山口げざんぐちへかかる。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)