“けんすう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
権数33.3%
研数33.3%
間数33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかりといえども、彼は横井小楠の如く直覚的の活眼を有せず、佐久間象山の如く推歩打算的経綸を有せず、また藤田東湖の如く時勢の潮汐を察して、一世の人心を籠絡ろうらくする大権数けんすうを有せずといえども
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
で、浜松にいた頃取っておいた新聞の切抜きを出して、英語は神田の正則せいそくに、数学は研数けんすう学館に、漢文は麹町こうじまち二松学舎にしょうがくしゃにといった風に学校を選んだ。
東へ、西へ、と置場処の間数けんすうを示した標杙くい仄白ほのしろく立って、車は一台も無かった。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)