“けなし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
毛无50.0%
毛無50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六月十五日贄海にえうみ神事の時舟子の唄う歌の中に「阿波良岐や、島は七島と申せども、毛无けなしかてては八島なりけり」と載す。
ようやく頃日このごろ『皇大神宮参詣順路図会』をひもとくと、二見浦ふたみのうらの東神前みさきの東北海中に七島あり阿波良岐あはらき島という、また毛无けなし島とてまるで巌で草木なき島あり、合せて八島あいつらなる、『内宮年中行事記』に
この見地から農商務省出版の甲府図幅を拡げ、展望台として恰好と思われる山を物色して二つを選み出した、一は河口湖の東北に在る毛無けなし山で、他は本栖湖の南に在る天子てんし山脈の最高峰毛無山である。
春の大方山 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)