トップ
>
けつでき
ふりがな文庫
“けつでき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
桀溺
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桀溺
(逆引き)
長沮
(
ちょうそ
)
・
桀溺
(
けつでき
)
の二人にも
遇
(
あ
)
った。楚の
接与
(
せつよ
)
という
佯狂
(
ようきょう
)
の男にも遇ったことがある。しかしこうして彼等の生活の中に入り一夜を共に過したことは、まだ無かった。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
長沮
(
ちょうそ
)
と
桀溺
(
けつでき
)
の二人が、ならんで畑を耕していた。巡歴中の先師がそこを通りがかられ、子路に命じて渡場をたずねさせられた。すると長沮が子路にいった。——
現代訳論語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
長沮
(
ちょうそ
)
・
桀溺
(
けつでき
)
耦
(
なら
)
びて耕す。孔子之を
過
(
よ
)
ぎり、子路をして
津
(
しん
)
を問わしむ。長沮曰く、
夫
(
か
)
の
輿
(
よ
)
を執る者は誰と為すと。子路曰く、孔丘と為すと。曰く、是れ魯の孔丘かと。曰く、是なりと。
論語物語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
この間、もう一人の農夫——これは
桀溺
(
けつでき
)
というずんぐりとした男だった——は、あたりに何が起っているのか、まるで知らないかのような風をして、耕された土に、せっせと種を蒔いていた。
論語物語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
そこで子路は今度は
桀溺
(
けつでき
)
にたずねた。すると桀溺がいった。
現代訳論語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
けつでき(桀溺)の例文をもっと
(3作品)
見る