“くちとり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
口取90.9%
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしは小さくなって後ろの方にかしこまっていると、やがて若い衆は菓子と口取くちとりと酒などを持って来てくれた。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「生きて再びお眼にかかる折もあるまいと思っておりましたが、木下様のお情けで、今日のお使いに、駒の口取くちとりを申しつけられ、これへお供して参りました」
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
将監保信云、中将朝臣(雅通)消息云、白馬くちとり近衛、称散所随身、不其事、前例不然之事也随報下行てへり。答云、称散所何処哉。申云、左府及大将随身也。
俗法師考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)