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くいこぼ
ふりがな文庫
“くいこぼ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
食溢
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
食溢
(逆引き)
世間体にも、容体にも、
痩
(
や
)
せても
袴
(
はかま
)
とある
処
(
ところ
)
を、毎々薄汚れた
縞
(
しま
)
の
前垂
(
まえだれ
)
を
〆
(
し
)
めていたのは
食溢
(
くいこぼ
)
しが激しいからで——この頃は人も死に、
邸
(
やしき
)
も
他
(
よそ
)
のものになった。
茸の舞姫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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