“ぎゅうにゅうびん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
牛乳瓶66.7%
牛乳壜33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あ、みませんでした」その人はすぐおくへ行って一本の牛乳瓶ぎゅうにゅうびんをもって来てジョバンニにわたしながら、またいました。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「あ済みませんでした。」その人はすぐ奥へ行って一本の牛乳瓶ぎゅうにゅうびんをもって来てジョバンニにわたしながらまた云いました。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
そして今、露次の方に跫音あしおとがして、それが玄関の方へ近づいて来ると、彼はハッとして、きき慣れた跫音がその次にともなう動作をすぐ予想した。やがて玄関の戸がひらき、牛乳壜ぎゅうにゅうびんを置く音がする。
冬日記 (新字新仮名) / 原民喜(著)