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きゅうじがしら
ふりがな文庫
“きゅうじがしら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
給仕頭
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
給仕頭
(逆引き)
給仕頭
(
きゅうじがしら
)
と見える若い白服の男がやって来て小声で何か弁解している。老人はまた「ほかの客にはタオルを持って来るのに、わしには持って来んじゃないか」
三斜晶系
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
金博士が、がなりつけるようにいうと、ひょっくり衝立からとびだしてきた
給仕頭
(
きゅうじがしら
)
が
大使館の始末機関:――金博士シリーズ・7――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
勿論それはあの
給仕頭
(
きゅうじがしら
)
などに、暇つぶしを以て
目
(
もく
)
さるべき悠長な性質のものではない。
毛利先生
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
自分は眼を伏せたまま、給仕の手から伝票を受けとると、黙ってカッフェの入口にある
帳場
(
ちょうば
)
の前へ勘定に行った。帳場には自分も
顔馴染
(
かおなじ
)
みの、髪を綺麗に分けた
給仕頭
(
きゅうじがしら
)
が、退屈そうに控えている。
毛利先生
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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