“きばし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
木橋75.0%
木箸25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下水と溝川はその上にかかった汚い木橋きばしや、崩れた寺の塀、枯れかかった生垣いけがき、または貧しい人家のさまと相対して、しばしば憂鬱なる裏町の光景を組織する。
四人よつたり各自めいめい木箸きばしと竹箸を一本ずつ持って、台の上の白骨はっこつを思い思いに拾っては、白いつぼの中へ入れた。そうして誘い合せたように泣いた。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)