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きねやかつひさ
ふりがな文庫
“きねやかつひさ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
杵屋勝久
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
杵屋勝久
(逆引き)
女主人
(
おんなあるじ
)
は抽斎の四女
陸
(
くが
)
で、長唄の師匠
杵屋勝久
(
きねやかつひさ
)
さんがこれである。既に
記
(
き
)
したる如く、大正五年には七十歳になった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
陸は今の
杵屋勝久
(
きねやかつひさ
)
さんである。嘉永元年十二月二十八日には、長男
恒善
(
つねよし
)
が二十三歳で
月並
(
つきなみ
)
出仕を命ぜられた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
細君
(
さいくん
)
が席に呼び入れられた。そしてもし渋江道純の跡がどうなっているか知らぬかと問われて答えた。「道純さんの娘さんが本所
松井町
(
まついちょう
)
の
杵屋勝久
(
きねやかつひさ
)
さんでございます。」
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
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