“きずぐすり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
傷薬33.3%
瘡薬33.3%
瘡藥33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少年しょうねんは、こういって、荷物にもつなかから、傷薬きずぐすりしました。
薬売りの少年 (新字新仮名) / 小川未明(著)
引抜いたあとは、つまらない瘡薬きずぐすりか何かを塗って、そのままにしておきましたが、その晩から大熱を発して、枕も上がらぬ騒ぎ、暁方あけがたかけて又左衛門の腕はたるのようにれ上がってしまいました。
引拔いたあとは、つまらない瘡藥きずぐすりか何かを塗つて、其儘にして置きましたが、其晩から大熱を發して、枕も上がらぬ騷ぎ、曉方かけて又左衞門の腕は樽のやうにれ上がつて了ひました。