“ききかた”のいろいろな漢字の書き方と例文

(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。

あの禿（はげ）あがったような貧相らしい頸（えり）から、いつも耳までかかっている尨犬（むくいぬ）のような髪毛（かみのけ）や赤い目、鈍（のろ）くさい口の利方（ききかた）や、卑しげな奴隷根性などが、一緒に育って来た男であるだけに

あらくれ (新字新仮名) ／徳田秋声(著)

占もやっぱり聞方（ききかた）があるんじゃないか知ら。

つゆのあとさき (新字新仮名) ／永井荷風(著)

ただしそういう内にも聴方（ききかた）には古今の差が生ずる。

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