“がんたん”の漢字の書き方と例文
語句割合
元旦100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元旦がんたん、二日、三日、四日は遊んで暮してしまった。昼も夜も、ことごとく遊びである。
正義と微笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)
元旦がんたんの初日の出を、伊豆いず近海におがみ、青空に神々こうごうしくそびえる富士山を、見かえり見かえり、希望にもえる十六人をのせた龍睡丸りゅうすいまるは、追手おいての風を帆にうけて、南へ南へと進んで行った。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
おそれながら、一年の計は、元旦がんたんにあるといいます。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)