“がもううじさと”の漢字の書き方と例文
語句割合
蒲生氏郷100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かの大友宗麟おおともそうりんのごとき、蒲生氏郷がもううじさとのごとき、あるいは伊達政宗だてまさむねのごとき、その使節をローマ府に遣わし、わが緑髪黒眸りょくはつこくぼうの人士は、すでに第十六世紀の終りにおいて
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
そしてついには会津あいづ百万石の大名となり、名将蒲生氏郷がもううじさとの名を長く歴史にのこしたのである。
蒲生鶴千代 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
奥州、蒲生氏郷がもううじさとの家中に、岡左内おかさないという武士があった。高禄で名望高く、勇名を東国一帯にとどろかしていた。ところが、この左内には、人とはちがったたいへんかたよった性質があった。