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がまふ
ふりがな文庫
“がまふ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蒲生
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蒲生
(逆引き)
思案橋を渡つて、
瓦町
(
かはらまち
)
を西へ進む坂本の跡には、本多、
蒲生
(
がまふ
)
の外、同心山崎弥四郎、
糟谷助蔵
(
かすやすけざう
)
等が切れ/″\に続いた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
手配
(
てくばり
)
が済んで、坂本は
役宅
(
やくたく
)
に帰つた。そして
火事装束
(
くわじしやうぞく
)
、
草鞋掛
(
わらぢがけ
)
で、
十文目筒
(
じふもんめづゝ
)
を持つて
土橋
(
どばし
)
へ出向いた。
蒲生
(
がまふ
)
と同心三十人とは揃つてゐた。本多はまだ来てゐない。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
坂本はそれまでの事には及ばぬと思ひ、又指図の
区々
(
まち/\
)
なのを不平に思つたが、それでも馬一頭を借りて
蒲生
(
がまふ
)
を乗せて、大筒を取り寄せさせに、玉造口
定番所
(
ぢやうばんしよ
)
へ遣つた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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