“かまくび”の漢字の書き方と例文
語句割合
鎌首100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのような大事のときでも、その緊張をほぐしたい私の悪癖が、そっと鎌首かまくびもたげて、ちらと地平の足もとをのぞいて、やられた。
喝采 (新字新仮名) / 太宰治(著)
大蛇おろちは人形を見ると、それを生きた人間と思ったのでしょう、いきなり大きな鎌首かまくびをもたげて、おそろしいいきおいってきました。
人形使い (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
恐竜がぐいと鎌首かまくびをもたげると、うなり声をあげて怒り出した。仲間の恐竜も目をさまして、びっくり半分、さわぎだした。
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)