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かぶとや
ふりがな文庫
“かぶとや”の漢字の書き方と例文
語句
割合
兜屋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兜屋
(逆引き)
十年經つて女房は
亡
(
な
)
くなりましたが、元手が確かりあつたので、酒屋は繁昌して、
兜屋
(
かぶとや
)
の身上は、今では山の手で指折りの店になりました。
銭形平次捕物控:304 嫁の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
神田
(
かんだ
)
本郷
(
ほんごう
)
辺のバアやカッフェ、青年会館や音楽学校の音楽会(但し一番の安い切符の席に限るが)
兜屋
(
かぶとや
)
や
三会
(
さんかい
)
堂の展覧会などへ行くと、必ず二三人はこの連中が、
傲然
(
ごうぜん
)
と俗衆を
睥睨
(
へいげい
)
している。
葱
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「その上、あの面相の通り、近頃ではノサバリ返つて、
兜屋
(
かぶとや
)
中を切つて廻し、父親にも物を言はせなかつたさうで」
銭形平次捕物控:304 嫁の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
兜屋
(
かぶとや
)
の手代の岩三郎に、隣の息子の三七、——富坂の方角では、お鈴の
從兄
(
いとこ
)
の大工の勇太郎」
銭形平次捕物控:304 嫁の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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