“かっかつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
戛々50.0%
戞々50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくて、しばらくすると、まったく鳴りをしずめた城内から壕橋へかけて、戛々かっかつと、ただ一騎の蹄の音が妙に高く聞えた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
急に、皆が静かになったかと思うと、戞々かっかつたる馬蹄ばていの響がして、霊柩れいきゅうを載せた馬車が遺族達に守られて、斎場へ近づいて来るのだった。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)