“かだのあずままろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
荷田春満100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いずれにしても、はんの木ならば、「にほふはりはら」という気持ではない。この「にほふ」につき、必ずしも花でなくともいいという説は既に荷田春満かだのあずままろが云っている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
新しいやしろを建てる。荷田春満かだのあずままろ賀茂真淵かものまぶち、本居宣長、平田篤胤、この国学四大人の御霊代みたましろを置く。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
一代の先駆、荷田春満かだのあずままろをはじめ、賀茂真淵、本居宣長、平田篤胤、それらの諸大人が受け継ぎ受け継ぎして来た一大反抗の精神はそこから生まれて来ているということであった。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)