“かせいと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
桛糸50.0%
綛糸50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
啄木鳥はそのかすりのきものを織りあげて着てかえろうといい、雀はまだ染めない桛糸かせいとくびにかけたままで飛んでかえった。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
こちらはにあわぬので、白い桛糸かせいとくびにかけ、大きなかめにはいっておっとの背に負われ、市の見物に出かけた。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
頸に女が白い桛糸かせいとをかけてあるくなどということは、今から考えるとみょうな風俗のようだが、あれでも桛枠かせわくの新たにはじまった当座には、そうしてあるくことも一つの見えであり
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
一八三三年綛糸かせいと製造高は一ヵ年にしてもって五十億里に達すべく、もって地球の表面をば二十万回めぐらすを得べく、もって地球より太陽に達するに五十一回するを得べく、もって地球の軌道をば
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)