“かこうじゅん”の漢字の書き方と例文
語句割合
夏侯惇100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さらばいて、小沛の危急を救え」とばかり、まず夏侯惇かこうじゅん呂虔りょけん李典りてんの三名を先鋒に、五万の精兵をさずけ、徐州の境へ馳せ向かわした。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
(——急に、魏公が、あなたと夏侯惇かこうじゅんのおふたりに内々密議をはかりたいとのお旨である。すぐ府堂までお越しありたい)
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
曹仁、李典、夏侯惇かこうじゅん楽進がくしん、張遼、許褚きょちょ、——などの陣々騎歩もすべてその方向を一にして、長坂坡ちょうはんはへ迫って来た。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)