“かげすえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
景季100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この頃、頼朝は生食いけずき磨墨するすみという二匹の名馬を持っていた。この生食をしきりに欲しがったのは梶原源太景季かげすえである。梶原は頼朝に度々生食拝領を願い出たが
生田ノ森の梅花をえびらにさして奮戦したという梶原源太景季かげすえのような武者たちが、戦いも終わった夕べ、カムベの民の献酒をどんな風に飲んだであろうか。酒徒ならぬぼくにも、連想の興味は尽きない。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
……景季かげすえ、おぬしら、臣下の者にも分ろうが
日本名婦伝:静御前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)