“かげかつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
景勝90.9%
影勝9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斎川ノ駅ニ飯ス。一里ニシテ白石ニ抵ル。往者おうしゃ長尾景勝かげかつノ部将甘糟備後あまかすびんごノ拠ル所タリ。慶長中伊達政宗だてまさむね攻メテコレヲ抜ク。片倉景綱かたくらかげつな先登ノ功ヲ以テコノ地ヲム。世〻伊達氏ノ柱石タリ。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
尼子勝久は自刃した。上杉景勝かげかつは兄を追った。荒木村重むらしげは謀反した。法燈暗く石山城、本願寺も勢力を失うだろう。一向一揆も潰されるだろう、天台の座主ざす比叡山も、粉砕されるに相違ない。
南蛮秘話森右近丸 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
慶長四年に徳川家康が會津の上杉影勝かげかつを攻めに關東へ下つた時、長政は從軍したが、出發前に大阪天滿てんまの邸で利安、友信
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)