“かきだし”の漢字の書き方と例文
語句割合
書出100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時は直ぐ思い出せなかったが、それから一つき程後、ふと、そうだ、志賀重昂(矧川)の『日本風景論』書出かきだしの文句の中にあった、と思い出した。
と、今の書出かきだしの下にもう一通、何やら手紙のような物を重ねて、帳場格子の隙間から彼の膝へ渡しました。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この座の座頭は沢村訥升とつしょう、立女形は弟の田之助、書出かきだしは市川左団次であった。
鳴雪自叙伝 (新字新仮名) / 内藤鳴雪(著)