“おんよわい”の漢字の書き方と例文
語句割合
御齢100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふと上人の御称名ごしょうみょうの声を聞きまして、勿体なや、あの御齢おんよわいに——とありがたさにお居間に近づき、四隣あたりは眠り、人はみな知らぬ時刻ではあれど、わたくし一人は
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
君にもはや、御齢おんよわい五十をすぎ給い、威は四海にふるい、徳は四民にあまねく、東除西討、いまや両川の地に君臨されて、名実ともに兼備かねそなわる。これは単なる人力のみの功績ではありません。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
献帝はまだ御齢おんよわい三十九歳であった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)