“おんおぼしめし”の漢字の書き方と例文
語句割合
御思召100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(此論吾輩わがはい才をねた誹論はいろん致し候様相聞え候ては不都合に御座候間決して他人へは御吹聴御無用に願奉り候。)老兄御草稿御上木ごじょうぼく成され度き御思召おんおぼしめし一盛事に御座候。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
よほど御思召おんおぼしめしに叶つたやうであり、同年末には、立憲政治に就いて、山県有朋、黒田清隆、山田顕義あきよし、伊藤博文、大隈重信などの各参議に対して、意見の提出をお求めになつて居られる。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)