“おほしくじり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大縮尻66.7%
大失策19.0%
大失敗14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弟の仕事場から、切出しを持つて行つたのが大縮尻おほしくじりで、何にも知らない弟に罪をかぶせちや、見て居るわけに參りません。
「あれは大失策おほしくじりさ、晝は鋸目にばかり氣を取られたので、夜もう一度狸囃子をやつた場所を探しに行つたんだが、暗くて何にも判らなかつたんだ」
夫れは大失敗おほしくじりだねと筆やの女房おもしろづくに御機嫌を取りぬ。
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)