“おほざつぱ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大雑把50.0%
大雑駁50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と云ふのは少し大雑把おほざつぱである。牛込うしごめ矢来やらいは、本郷ほんがう一帯の高地にははひらない筈である。けれどもこれは、白壁はくへき微瑕びかを数へる為めにあげたのではない。
日本小説の支那訳 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
以上の言ひ方は余り大雑駁おほざつぱではあるが、二三年来の詩壇の新らしい運動の精神は、必ず此処にあつたと思ふ。否、あらねばならぬと思ふ。
弓町より (新字旧仮名) / 石川啄木(著)