“おとみや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
弟宮66.7%
乙宮33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その一ノ宮は、福原から箱船で土佐の国へ送られて行ったが、もう一人の弟宮おとみやの宗良は、なおも陸路を追われ、須磨、明石からやがて播磨路はりまじへ入っていた。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
女々めめしいぞ、弟宮おとみやいいを食べながら涙を垂れるとは、何事かよ。女の腐ッたような」
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここのとりでの難攻不落なさまも見よ。……のう、気を強う持て、弟宮おとみや
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
乙宮おとみやの春はひねもす子どもらと手触たふり遊びし君が鞠これ
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)