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おっぱ
ふりがな文庫
“おっぱ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
追波
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
追波
(逆引き)
ここから北東部といえば、北上川の支流にあたる
追波
(
おっぱ
)
、
雄勝
(
おかち
)
方面と、それから自分がいま経て来た
万石浦
(
まんごくうら
)
から、
女川湾
(
おんながわわん
)
をいうのです。
大菩薩峠:34 白雲の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
中一日おいて次の日には、自分は十五浜からの帰りに、
追波
(
おっぱ
)
川を上ってくる発動機船の上にいた。
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
このまま
囚人
(
めしうど
)
を君に頼みますぞ、これからいったん
追波
(
おっぱ
)
の本流へ出て、
鹿又
(
ししまた
)
から北上の本流を石巻まで舟でやってくれ給え、舟は本流へ出るまでは、今のあれでよろしい、それからは
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
田山白雲は
焦
(
じれ
)
ったがりながら、渡頭に近い高さ三メートルばかりの小丘の上で、遠眼鏡を
眼窩
(
がんか
)
の上から離さず、マドロスの逃げ込んだ
追波
(
おっぱ
)
の本流の方をしきりに注視していましたが、そのうちに
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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