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おすみ
ふりがな文庫
“おすみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
御住
50.0%
御済
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御住
(逆引き)
彼は
其所
(
そこ
)
に立ったまま、しばらく細君の寐顔を見詰めていた。
肱
(
ひじ
)
の上に載せられたその横顔はむしろ
蒼白
(
あおしろ
)
かった。彼は黙って立っていた。
御住
(
おすみ
)
という名前さえ呼ばなかった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
健ちゃんも帰りたてでさぞ忙がしかろうし、それに姉さんが出掛けて行くにしたところで、
御住
(
おすみ
)
さんがいちゃ、少し話し
悪
(
にく
)
い事だしね。そうかって、手紙を書こうにも御存じの無筆だろう……
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「健三もなかなかの
気六
(
きむ
)
ずかしやだから、
御住
(
おすみ
)
さんも骨が折れるだろう」
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
おすみ(御住)の例文をもっと
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御済
(逆引き)
曲書きのおじさん大黒天の耳を書く所。砂書きの御婆さん「ヘー有難う、もうソチラの方は
御済
(
おすみ
)
になりましたかなー、もうありませんかなー。」
半日ある記
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
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