“おきなお”の漢字の書き方と例文
語句割合
起直100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と声をかけた美女たおやめ起直おきなおった。今の姿をそのままに、雪駄せったは獅子の蝶に飛ばして、土手の草に横坐よこずわりになる。
春昼後刻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
明智はそう云って、大丈夫だということを示す為に、ソファの上に起直おきなおって、真直に腰かけて見せた。
魔術師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
一日一日と幽里子は健康を回復して、二週間目にはもうベッドの上に起直おきなおっておりました。