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おかづり
ふりがな文庫
“おかづり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
岡釣
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岡釣
(逆引き)
障子に面して、空しく静座すれば、又四日の出遊は、
岡釣
(
おかづり
)
にすべきか、船にすべきか、中川に往かんか、利根川(本名江戸川)にせんかなど、思ひ出す。
元日の釣
(新字旧仮名)
/
石井研堂
(著)
「
南無阿弥陀仏
(
なむあみだぶつ
)
、南無阿弥陀仏、ナア、一体どういうのだろう。なんにしても
岡釣
(
おかづり
)
の人には違いねえな。」
幻談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
自分も釣の
往復
(
ゆきかえ
)
りに立寄って
顔馴染
(
かおなじみ
)
になっていたので、
岡釣
(
おかづり
)
に用いる竿の
継竿
(
つぎざお
)
とはいえ三
間半
(
げんはん
)
もあって長いのをその
度〻
(
たびたび
)
に携えて往復するのは好ましくないから
蘆声
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
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