“おかだやちよ”の漢字の書き方と例文
語句割合
岡田八千代100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それで今日もぼんやりしていたのですが、傍の孫がそでを引くので、見返ると岡田八千代おかだやちよ女史が笑顔で立っていられました。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
悪寒おかんが、ぞっと、背筋せすじをはしると、あたしはがくがく寒がった。雨のなかを通りぬけて来た時からの異状が、その時になって現われたのだが、すぐうしろにいた岡田八千代おかだやちよさんがびっくりして
遠藤(岩野)清子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
明治の文壇に、才媛さいえんの出身者を多くだしたのは麹町こうじまちの富士見小学だときいております。岡田八千代おかだやちよ女史も、国木田治子くにきだはるこ女史も富士見小学で学ばれました。楠緒女史もお二人よりは、早くの出身でした。
大塚楠緒子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)