“おかく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御匿33.3%
御崩33.3%
御逝33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御匿おかくまい下せえまし。お願げえでごぜえます。お願げえでごぜえます
他の人はたと御崩おかくれになった天皇を、思い慕うことを止めて、忘れてしまおうとも、私には天皇の面影がいつも見えたもうて、忘れようとしても忘れかねます、というのであって
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
私は只今王様からの御使者おつかいを受けまして、女王様が今朝けさ濃紅こべに姫の御逝おかくれになった御姿を御覧になると直ぐに、恐れ多い事ながら気が御狂い遊ばして、あるにあられぬ奇妙な事ばかり仰せられるとの事。
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)