“おおちょうちん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大挑灯50.0%
大提灯50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浅草観音堂の境内けいだいを描くに当つても彼の特徴は水茶屋土弓場どきゅうばまた奥山見世物場みせものば等の群集に非ずして、例へば雷門かみなりもん大挑灯おおちょうちんを以ていきおいく画面の全部をおおはしめ
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
暗の夜、舟で諏訪湖に出て、藻の中に舟がかりして、大提灯おおちょうちんを舟べりから出して、いくつか並べた浮子を、手長海老に遊ばせる。夜涼みであるが風はソヨともしない。
釣十二ヶ月 (新字旧仮名) / 正木不如丘(著)