“おおざらい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大浚50.0%
大温習50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勝久は看板を懸けてから四年目、明治十年四月三日に、両国中村楼で名弘なびろめの大浚おおざらいを催した。浚場さらいば間口まぐちの天幕は深川の五本松門弟じゅう後幕うしろまく魚河岸問屋うおがしどいや今和いまわと緑町門弟中、水引みずひきは牧野家であった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
お稲ちゃんが二三年前まで上っていなすった……でも年二季の大温習おおざらいには高台へ出たんだそうです……長唄のお師匠さんの橋渡しで。
陽炎座 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)