“おおくらきはちろう”の漢字の書き方と例文
語句割合
大倉喜八郎100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大倉喜八郎おおくらきはちろうの祖父、越後北蒲原えちごきたかんばら新発田しばた町の豪商大倉定七さだしちの墓碑銘を、頼山陽らいさんようが頼まれて、起筆して曰く
志士と経済 (新字新仮名) / 服部之総(著)
そのおもなる面々は渋沢栄一しぶさわえいいち君、故岩崎弥之助いわさきやのすけ君、益田孝ますだたかし君、原六郎はらろくろう君その他大倉喜八郎おおくらきはちろう田中平八たなかへいはちなどの諸君十数名も見えたが、井上侯も我輩と同様主人役として列席せられた。
日の暮れ方に、二人ふたりで湯にはいって、それから、自笑軒じしょうけんへ飯を食いに行った。僕はそこで一杯の酒を持ちあつかいながら、赤木に大倉喜八郎おおくらきはちろうと云う男が作った小唄の話をしてやった。
田端日記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)