“おおあしはら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大蘆原50.0%
大葦原50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大蘆原おおあしはらさんが云ったとおり、本当にこれは此場このばかぎりの話なんだが、一昨年おととしの秋の事、南太平洋で海軍の特別大演習があった時の事だったが、演習もいよいよとうげが見えて来た四日目。
恐しき通夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
色の浅ぐろい、苦味にがみの走ったキリリとした顔の持ち主——大蘆原おおあしはら軍医だった。
恐しき通夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
また石井ノ柵にも、大葦原おおあしはらにも、守谷もりや御厨みくりやにも、彼の弟たちが、家人郎党を分かって、それぞれに定住した。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)